外見のケアで、心と社会を支えるプロフェッショナルを育成
なぜ今、「エピテ®」の専門人材が必要とされるのか
事故や病気、先天的により身体の一部を失くされたり、外見の違いを抱えたりする方々が直面する悩みは、時に心の深い部分に影を落とし、社会とのつながりや自己肯定感を奪ってしまうことがあります。
これまで外見は「命に関わらないから」と後回しにされがちだったこの問題に対し、私たちは医療でも美容でもない「第三のケア」として、エピテーゼという新しい選択肢を提供しています。
日本エピテーゼ協会が目指すのは、単に技術を持つ人だけでなく、外見のケアを通じて「心を支える」ことのできる真のプロフェッショナルの育成です。
私たちは、この専門人材こそが、社会が抱える見過ごされがちな課題を解決し、よりインクルーシブな社会を築くために不可欠だと考えます。
日本エピテーゼ協会の育成プログラム:2つの柱
私たちは、皆様の組織が社会貢献活動を強化し、従業員のスキルアップを図るための実践的な育成プログラムをご用意しています。
1. エピテ®コンシェルジュ講座:外見の悩みに寄り添う「心の支援者」を育成
講座の目的
外見のケアを必要とする方々に寄り添い、傾聴を通じて心のサポートができる人材を育成します。心理的な側面からのアプローチを学び、専門技術者(エピテニスト®)へと適切につなぐ役割を担います。企業の福利厚生や相談窓口、自治体の住民支援、教育機関でのカウンセリングなど、幅広い分野での活用が期待されます。
主な学習内容
- 外見と心の関係性: 外見の変化がもたらす心理的影響を理解します。
- 傾聴とコミュニケーションスキル: 安心して悩みを打ち明けられる関係性を築くための実践的スキルを習得します。
- エピテ®の基礎知識: エピテーゼの役割、種類、可能性について学び、適切な情報提供ができるようになります。
- 協会の理念と倫理: 支援者としての心構えと、プロフェッショナルとしての倫理観を育みます。
こんな組織におすすめ
- 企業: 従業員のメンタルヘルスケア、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進、CSR活動の一環として。
- 自治体: 地域住民の相談支援、福祉サービス拡充のための専門人材育成。
- 医療・福祉施設: 患者様・利用者様への心理的サポート強化、相談体制の充実。
- 教育機関: 学生カウンセリングや、福祉・心理系学科の専門カリキュラムへの導入。
2. エピテニスト®講座:高精度な「エピテ®」を創造する「技術専門家」を育成
講座の目的
事故や病気、先天的な事情によって生じた外見の変化に対し、極めて自然で、その人に寄り添うエピテーゼを製作・調整できる技術者を育成します。理論と実践に基づいた専門技術を習得し、実際の製作を通じて「人生の回復」に貢献できる人材を育成します。
主な学習内容
- 基礎造形技術: 顔や身体の構造、バランスを理解し、自然な形を再現する技術を習得します。
- 素材学と安全性: 医療用シリコーンなど、エピテーゼに使用する素材の特性、安全性、取り扱いについて深く学びます。
- カラーマッチング: 肌の色や質感に合わせた精密な着色技術を習得します。
- 採型・フィッティング: 個々の利用者に合わせた正確な採型と、装着感の良いフィッティング技術を習得します。
- 製作実習: 指、耳、乳房など、部位別のエピテーゼ製作を実践的に学びます。
こんな組織におすすめ
- 医療機関: 整形外科、形成外科、乳腺外科などでの患者支援の一環として。
- 福祉施設: 身体障がい者支援施設などで、利用者のQOL(生活の質)向上に貢献。
- 美容関連企業: 新たな事業領域の開拓、高度な専門サービスの提供。
- 教育機関: 医療技術系、義肢装具士養成学科などでの専門カリキュラム導入、実習の充実。
日本エピテーゼ協会の強み:信頼性と持続可能な支援
理念に基づく一貫した育成
単なる技術指導にとどまらず、「心を支える」という協会の理念をカリキュラム全体に組み込んでいます。資格取得後も、修了生への継続的なフォローアップや活動支援を行い、プロフェッショナルとして自立し、社会に貢献できる人材を育てます。
信頼性の高い資格と仕組み
「エピテ®」「エピテニスト®」は商標登録されており、資格の信用性を担保しています。
一般社団法人としての健全な運営と、関連法人であるエピテみやび株式会社を通じた実践機関との連携により、学びの機会だけでなく、社会実装への道筋も提供しています。
多様な連携による社会貢献
企業の人材研修プログラムへの組み込み、自治体と連携した地域支援、教育機関での専門科目としての導入など、貴組織の目標に合わせた柔軟な連携が可能です。私たちの育成プログラムを通じて、貴組織のCSR活動をさらに具体化し、社会的な存在感を高めることができます。
講演・ワークショップを通じた啓発活動
私たちは、資格講座の提供だけでなく、エピテーゼの啓発活動にも積極的に取り組んでいます。企業・自治体・教育機関の皆様を対象に、講演会や、実際にエピテーゼに触れて理解を深めるハンズオン(手を動かす)ワークショップの実施も可能です。
これにより、貴組織の従業員や関係者の皆様に、外見のケアの重要性やエピテーゼの可能性をより深く体験的にご理解いただけます。
貴組織のニーズに合わせたご提案
私たちは、貴組織が抱える課題や目標をお伺いし、最適な人材育成プランや連携の形をご提案いたします。まずは、お気軽にご相談ください。