乳がんにより右乳房を全摘された後、周囲に知られないように生活されてきた方のバストエピテーゼ製作例です。
長年温泉などを避けてきた中で、再び自分のために過ごしたいという思いから製作を決められました。
しかし、エピテーゼを知らないまま過ごされている方は、今も多くいらっしゃいます。
事故や病気、先天的な理由により、身体の一部に変化が生じた方にとって、外見の変化は日常生活や社会参加に影響を及ぼすことがあります。
一方で、アピアランスケアのひとつであるエピテーゼは十分に知られているとは言えず、適切な支援や制度につながらないケースも少なくありません。
本記事では、エピテーゼの現状についてご紹介します。
エピテーゼとは
エピテーゼとは、事故・病気・先天的な理由などにより身体の一部に欠損や変化が生じた方に対し、その部位を再現することを目的とした装具です。
身体の機能を補う義手・義足とは異なり、見た目を整えることを目的としています。
▶ エピテーゼとは
https://epite.org/epitese/
当事者の声
15年前に乳がんで右乳房を全摘出し、誰にも打ち明けられないまま過ごされていた方が、エピテーゼと出会い、自分のために生きる一歩を踏み出されました。
乳がんの治療による外見の変化は、生活の選択肢を少しずつ狭めることがあります。温泉に誘われても断り続け、「今を楽しく生きていればそれでいい、それ以上は望まない」と自らに言い聞かせながら過ごされていました。
子どもが社会人になった頃、新聞でエピテーゼの存在を知り、製作を決意。完成後、久しぶりに胸のふくらみを感じ、「もう一度自分の人生を自分のために生きていこう」と思われたといいます。
※本記事の「当事者の声」は、ご本人の体験・感想を掲載したものであり、個人の主観によるものです
※掲載内容はご本人の許可を得たうえで、個人が特定されないよう配慮して掲載しています。
ご相談者について
お住まい:群馬県
年代:50代
イニシャル:K.H
製作部位:バスト(乳がんによる右乳房全摘)
エピテーゼ製作例(みやび提供)


※掲載内容はすべてご本人の許可をいただいています。
※個人が特定されないよう配慮して掲載しています。
※製作例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
エピテーゼの製作については、エピテーゼ専門サロン エピテみやびへ
▶https://epitemiyabi.jp/
エピテーゼの助成制度と社会的背景
エピテーゼへの助成制度は、一部の自治体で導入が進んでいる一方、まだ導入されていない地域も多くあります。
全国で支援を必要としている方がいる中で、地域や情報の差があることは課題です。
「知らなかった」「どこに相談すればよいかわからなかった」という声をいただきます。
当協会は、こうした情報格差を解消するため、自治体・医療機関・教育機関を対象としたセミナー活動に取り組んでいます。
まずは知ることから、一緒に始めませんか。
ご相談は下記よりお問い合わせください。
▶ お問い合わせ:https://epite.org/contact/
これまでの実績
これまでの取り組みは、テレビ・新聞などのメディアで紹介され、ビジネスコンテストでも評価を受けています。
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