短指症により足の指の形の違いに悩んできた方が、エピテーゼという選択肢を知るまでの体験をご紹介します。
※掲載内容はご本人の許可をいただいています。
※個人が特定されないよう配慮して掲載しています。
※本記事はエピテーゼの一例を紹介するものであり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
ご本人の体験
母が気づいたのは、本人が4歳のときでした。
左右の足の薬指が、どちらも成長していなかったといいます。
その後、生まれつき指の長さや形が通常と異なる「短指症」であることが分かりました。
やりたかった剣道や水泳も、足の見た目が気になり諦めてきました。
法事などで靴を脱いでストッキング姿になる場面も憂うつだったといいます。
「変わってる指だね」「何それ」こうした周囲の言葉に傷つき、裸足を見せないように生活するようになりました。
短指症は進行する病気ではなく、痛みもないとされています。
そのため、「これくらいで悩むのは贅沢なのではないか」そう思いながら過ごしているうちに、60歳になっていたといいます。
エピテーゼを知ったきっかけ
ある日、スマートフォンで「短指症」と検索した際に、 「エピテーゼ」という言葉を知りました。 手術ではなく外見を整える方法があることを知り、 エピテーゼ製作について相談することになりました。
エピテーゼのデザイン例




※掲載している写真は、ご本人の許可を得て掲載しています。
※個人が特定されないよう配慮して掲載しています。
※掲載内容は一例であり、仕上がりや見え方には個人差があります。
※製作例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
エピテーゼとは
エピテーゼとは、事故・病気・先天的な理由などにより身体の一部に欠損や変化が生じた方に対し、その部位を再現することを目的とした外見ケアアイテムです。
身体の機能を補う義手・義足とは異なり、見た目を整えることを目的としています。
▶ エピテーゼとは(詳しくはこちら)
https://epite.org/epitese/
短指症とは
短指症は、生まれつき指の長さや形が通常と異なる状態を指します。
手の指や足の指に現れることがあります。
現れ方には個人差があり、親指や薬指、小指など、さまざまな部位に見られることがあります。日常生活に大きな支障がない場合もありますが、外見の違いが気になり、悩みにつながることもあります。
そのため、手術以外の選択肢として、エピテーゼによる外見の再現を検討される方もいます。
対象となる主な状況
- 生まれつき指や耳などの形が異なる(先天性)
- 病気や治療による外見の変化
- 事故や外傷による欠損
エピテーゼは、機能回復ではなく 外見の再現・審美的な回復を目的とした方法です。
エピテーゼでできること・できないこと
できること
- 自然な外見の再現
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド製作
- 取り外して使用できる
- 日常生活の水回りでの使用
できないこと
- 身体の機能回復
- 動作や感覚の回復
- 義手・義足のような動作補助
エピテーゼ製作における考え方
エピテーゼ製作では、外見を整えることだけを目的に製作を行っているわけではありません。
エピテーゼを通じてコンプレックスが整い、その人が前に進むきっかけになることを大切にしています。
そのため、形だけを作ることを目的とした製作や、短期間での製作には対応していません。
製作を検討する前に知っておきたいこと
エピテーゼ製作は、一度の来店で完結するものではありません。
状態の確認や調整を行いながら進めるため、複数回の来店が必要になります。
また、色の変化などの経年変化があるため、定期的な調整やメンテナンスを前提としています。
なお、エピテーゼ製作およびメンテナンスは医療保険の対象ではなく、自費での対応となります。
ご相談について
エピテーゼについて詳しく知りたい方は以下をご確認ください。
▶ エピテーゼとは
https://epite.org/epitese/
▶ エピテーゼを検討されている方へ
https://epite.org/consider/
▶ 製作の流れ・条件
https://epite.org/process-and-conditions/
エピテーゼの普及と人材育成
エピテーゼは、日本ではまだ十分に知られている技術とはいえません。
そのため、日本エピテーゼ協会では、エピテーゼの理解を広げる活動とともに、人材育成にも取り組んでいます。
個人向けの講座や、企業・団体向けの研修などを通じて、エピテーゼに関わる技術や知識を学ぶ機会を提供しています。
▶ エピテスクール(個人向け)
https://epiteschool.net/
▶ 法人・企業向け研修のご相談はこちら
https://forms.gle/G8hqt4yUr1HXDJB46