指を失った方の声から見える課題

労災や事故、病気などで指を失った方は、医療的には「日常生活に支障なし」と判断されることも少なくありません。
しかし実際には、人目や外見による心理的ストレスに強く悩み、社会復帰や就労の場で大きな課題を抱えています。


こうした背景から、エピテーゼ(人工指)を求める声が増えており、医療だけでは補えない領域での外見ケアが必要とされています。
本ページでは、当事者の声を紹介しながら、外見ケアの不足や支援の必要性をお伝えします。

「3歳の頃に脚立に指を挟み、第2関節から先を失いました。人目が気になり、長年手を隠して生活してきました。」(東京都・65歳女性)

「交通事故で右の人差し指をなくしました。ショックで現実を受け入れられず、生活に大きな支障を感じました。」(群馬・55歳女性)

「海外出張中に事故で指を失い、人前で手を出すのが嫌になりました。」(神奈川・50代会社員女性)

「飼い犬に噛まれ、左小指を失いました。ケガ後は人の目線が気になり、外出もつらくなりました。」(群馬・50代女性)

「悪性黒色腫で足の親指を失いました。サンダルや草履が履けず、生活の質が大きく下がりました。」(群馬・82歳女性)

「病気の合併症で指を切断しました。『日常生活に問題ない』と言われても、精神的ショックは大きかったです。」(福岡・30代会社員)

「大型犬に噛まれ、左手薬指を失いました。どう隠そうか悩み、手袋や指カバーで過ごしました。」(千葉・69歳女性)

「家事の最中に事故で指を失いました。見た目を隠し続ける生活は大きなストレスでした。」(群馬・24歳女性)

義指とエピテーゼの違い

義指は、欠損部分を覆うことで形の補完や簡易的な外見回復を目的としています。
一方、エピテーゼは肌の色や質感まで自然に再現し、心理的サポートを含む外見ケアを目的としています。

日本エピテーゼ協会の取り組み

日本エピテーゼ協会では、当事者の声を社会に伝えるため、展示セットの貸出や講演活動を通じて「外見ケアの必要性」を周知しています。

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